あったらいな(My Wish Lists)
更新履歴
最終更新 MAR. 13 2010 新しい順に掲載しています。
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脱線ついでにガーデニングについて。世界的に庭造りの事を「ガーデニング」というようですが、国内でホームセンター、園芸番組、図書などのいわゆる「ガーデニング」、あるスタイル風に作り上げるために植栽しオブジェを配置し・・・・、私自身が木工にせよ同じスタートだったわけです。
見積りを取ったらとんでもない金額が出てきて(何かと似てる?)、維持・管理は自分でやらなくてはいけないのだからと自力で始まった庭造りですが、ご多分に漏れず実用書、園芸雑誌の言うがままに?あれやこれや植え込み、病害虫との戦いに明け暮れすっかり疲れてしまいました。マニュアルは一通りの説明はされているものの、日々数々の問題にぶつかるとどこにも解決が見つからないという状態で、いっそ放り出したくなったり・・・
問題解決の助けになればと自治体が主催した「ガーデニングの匠」という講座を受講したのですが、参加しているご婦人方を意識してか講師の話はどこそこの有名ガーデナーと食事をしたとか、市場の入札参加資格を持っているので安く買える・・・ サロン的な内容が多すぎて2回で止めてしまいました。これが今日の状況を端的に表しているような・・・
たまたまBSフジで放送されていた「ポール・スミザー 四季のガーデン生活」(日曜日早朝に放送中)という番組を見て、楽しむ方法を教えられたような気がし、目指す事も少しずつ変わってきました。氏は学生時代に日本に来て、イギリスで高価で取引されている植物が山野に自然にそこかしこにあることに引かれ、日本で活動を始められたようです。

昨年11月東京の時事通信ホールで行われた基調講演を聞きに行きました。
ガーデナーの卵も多数いて、「先生」と呼ぶ事やハウツーの質問が多くちょっとばかり○○を感じたりしましたが、それぞれの楽しみ方を見つけたいという方が多かったような気がします。
東京郊外に事務所を構え、八ヶ岳山麓に研修のための施設があります。
http://www.bsfuji.tv/garden/
http://www.gardenrooms.co.jp/
氏がお勧めのオーナメンタルグラス「カレックス・エラータ・オーレア」はごく一部のナーセリーでしか栽培していないらしくいつも売り切れ。そこでイギリスから種を取り寄せましたがどう育てればいいか良く分からない。質問したところ事務所のスタッフから丁寧な返事をもらえました。
公園や街路、庭、フラワーパークなどで感じるかすかな違和感、その理由が判明する事があるかもしれません。
何をやっているか聞かれて「ガーデニング」と答えるのは・・・。かといって「庭いじり」「土いじり」「園芸」などもちょっと・・・考えすぎ?(笑)。
MAR. 13 2010
今回はぐっとくだけた内容です。海外旅行の際は木工関連は勿論ですが、スーパー、ショッピングモールを歩き回ると面白い商品が見つかります。今回も同じ趣旨で、まずは椅子作りに傾いているので「あったらいいな」で紹介したアイテムなどをオーダー。

A : ターニングスモック。アメリカの衣類はサイズMではダブダブになってしまう場合が多いが、これは胸囲90-100cmでぴったりでした。軽量で手首、首がしっかり閉じることが出来、背中側にキャリパー、スケールなどのポケットがあります。実はロゴ入りが良かったりして・・・
B : ベンディング・カーブ。自由な曲線を作図するため。プラスチックの角がしっかりしているのがいい。
C : スポークシェープ。3本セットではロールがついてきて、なおかつ単体で買い揃えるより安い。実際に手に取り、テスト切削してみるとよく出来た道具という事が分かります。
D : マーキング・ゲージ。 メカニカルな外観に以前から憧れていた?。ここではミリ目盛りのものがあり、微動機能があるので調整しやすい。
とまあこれだけでしたらフツーの木工道具の紹介になりますが、ちょっと他のカテゴリーにも目を向けてみましょう。Lee Valley &
veritasには3つカテゴリーがありますが、主に"Woodworking"、見ても"Hardware"止まり。しかし"Gardening"も宝の山?なのです。


A : 根切りナイフ。移植の際、プランターやポットの内部にしっかり根が廻ってしまって抜けない場合、これを縁に差し込んで廻し根を切る。
B : スナバ。球根植え付けの穴あけ。100球なんて単位になるとスコップでは大変で穴の縁の土が崩れて非効率。
C : たわし。棕櫚製でボットやプランターの内側をきれいする際に使用。冬は特にありがたみが分かる。
D : 手スコップの一種だが、苗の植え付けの際など土をこぼさずに苗の周囲に入れる際に使用。ドイツ製。
E : ありそうで無かったスプレー。ノズルが回転するので葉表、葉裏に消毒液を噴霧するのに便利。フツーのスプレーでは天地逆にすると出てこなかったり、液垂れで手が汚れてしまう。また容量は1リットルで電動噴霧器までいらない場合も便利。
日ごろ土に触れていないと分かりにくいかもしれません。他にも植物の育成ライト、シャベルやフォーク等の大きい道具を運搬・収納するカート、小動物撃退器(赤外線センサー、電磁弁を使って放水し撃退する)もありました。余談ですが家庭菜園の耕した所に猫が糞をするのでやはり個人輸入で"CAT
STOP"(赤外線センサーと超音波発生装置)を使ってみましたが、猫が年寄りで数10KHzの超音波が聞こえにくくなっているためか効果が認められませんでした。これ有名なコンピューター周辺機器のメーカー製ですが・・・
"Hardware"で以前購入したものでは、ガラス食器棚の扉が地震で開かないようにするラッチ、これも気の利いたものは手に入りにくい。

などですが、ホームセンターで手に入るものより「ちょっと気が利いている」「用途に応じて便利に出来ている」「あったらいいな」など多数あり、商品群は木工の世界と似通うところを感じます。

同じLee Vallet toolsでこのエッグタイマーがあり、茹で時間でだんだん色が変わってくるものです。木工道具と一緒に購入して親戚中に配りました。
日ごろ道具の購入でなんとなく肩身の狭い思いをしている人?、後ろめたさを感じている人?・・・ 点数稼ぎのチャンスかもしれません(笑)。

オーダーしたのは約1月ほど前で、全てのカタログを同梱希望したのですが、ガーデニングカタログのみ出来上がっていなくて、揃うのを待つかどうするかという事だったので、オーダーから外しました。
と書いている最中に2010年版のガーデニングカタログが届きました。これで数日楽しめる・・・
MAR. 12 2010
Billさんとメールのやり取りをしていて「集塵の風、ダストフードが拡声器のような役割をし、もともとの騒音を増大させる」という事が確認できました。従って自動カンナ単体での騒音レベルを下げる事は、集塵動作時の時の騒音も相対的に低減するという考え方はあながち的外れではなかったようです。
ネットを検索すると立命館大学の騒音研究 http://www.cfd.ritsumei.ac.jp/~ogami/souonn.html がありました。自動洗車機で洗い流したあと付着している水滴を吹き飛ばすジェットの吹き出しノズルの風騒音を低減させています。
これは「大きな渦流を小さな渦流を干渉させ低減する」という考えのようです。この場合はノズルから自由空間へ拡散する場合で集塵と状況は違いますが、カルマン渦に関連した実験レポートを探してみると「干渉させる」という共通点があるように感じました。ゴルフボールのディンプルは? 電車のパンタグラフに開けられた穴は?
集塵では渦流は風圧のロスとなるので発生しないように設計するようですが、これらの場合は敢えて渦流の中に障害物を置き、大きなピーク(定在波)の勢いを弱めるようにしている・・・・
測定したスペクトラムを眺めると、騒音のピーク周波数群が整数倍の関係があるらしいという事が分かります。室内音響でしたら、その周波数の波長と壁・床・天井などの距離から定在波が発生している原因や場所が特定出来るようですが、この空気騒音の場合は何とかの計算式があるらしいのですが? 頭がついていかないので、フィールドテスト(笑)
で何をしたかというと、カッターヘッド近傍の空気の流れを乱す(不均一にする)ために自動洗車機で使われていた三角形の突起物を試してみました。騒音ピーク周波数帯が比較的高く強度は要求されない、実験なのでボール紙を三角形に切り折り曲げたものをガムテープで1stチップディフレクターの上面に貼り付けました。この上から2ndチップディフレクターを固定。断面が三角形のバーは傾斜して取り付ける為ですが、このままでは大きな障害物になるので後で小さく切って取り付けます。

比較のためにまず前回の測定結果、そして対策後の測定結果です。


全体的にピークが抑えられておとなしく(笑)なっています。200Hz付近はカッターヘッドやガイドローラー回転関係のメカニカルな騒音で変化なし、トータル騒音は84.5dB(今日最終セット中にアナログメーターの読み違いに気づきました。79.5dBに訂正)とほとんど下がっていませんが、これまで聞こえなかったガイドローラーの駆動チェーンの音などが分かるようになりました。測定距離が出口から約30cmで機械単体の固有騒音値に近くなっているのではないかと思います。
1stチップディフレクターの600Hz、2ndチップディフレクターの400Hzは少し残っていますが、あまりオブストラクツをつけると集塵に響いてくる恐れがあります。
パラメーターはまだまだありますが、思い付きによる実験で、後は上部パネル、ダストフード内部にエアフローをあまり妨げないよう吸音材料を貼り付けて今回の騒音対策は終わりにします。
MAR. 11 2010

光学式デジタルタコメーターでカッターヘッドの回転数を計測しました。約3950rpm。ボタンを押して測定しながら撮影できないので、メモリを読んでいます。
今回より具体的に騒音を減少させる実験に入ります。
これまでの測定から、
「自動カンナ単体で騒音が少なければ集塵機を動作させても相対的に騒音は低い」
という結果が出ています。集塵機込みで測定するために、セッティングを変える度に上部パネルを取り外し、取り付けを繰り返すのは大変面倒なので、上部パネルは外したままで自動カンナ単体で比較実験を進めます。
着目点はもともとある出口側のOutfeed Chip Deflectorで発生する風騒音を減少させることです。ぱっと思いついたのはもう一つチップデフレクターをつけたらどうか?という事でした。
左画像でグリーンの部分が2ndチップディフレクターです。この画像で元々は切削されたダストはインフィードチップディフレクターに沿って反時計回りし、集塵ポートへ流れていきます。勢いあまったダストはOutfeed
Chip Deflector (1stチップディフレクター)で邪魔されて集塵ポートへ運ばれます。
2ndチップディフレクターは1stチップディフレクターより早めに同じ動作をします。こちらのほうがダストの流れがスムースではないか?
騒音の点から言えば、エアフローを分散させ、1stチップディフレクターとカッターヘッド間を流れる風の量が減少し騒音を低減できる可能性があります。また1stチップディフレクターとカッターヘッドの間隔はそのままで、これが2枚に増えるのでダストの捕捉率向上が期待できます。
集塵ポート側から見て、2ndチップディフレクターの断面積だけ減りますが、全体の開口面積からすれば数十分の一で空気の流れを大きく阻害する障害物にはならないだろうと想像しました。
2ndチップディフレクターは5mm厚のスチロール板で幅は150mm、横から見て角度をつけて固定します。

実際に測定。まずは自動カンナ、集塵機が動作していない状態のノイズ。

測定は部屋の反響などの影響を避けるため出口から約30cmにマイクをセットしたので絶対値は前回の騒音レベルと比較は出来ません。1stチップディフレクター(カッターヘッドとの間隔は5mm))だけの場合は下のスベクトラム

600Hz辺りにレベルの高い騒音があり、ワーんとかなり耳につき癇にさわります。2ndチップディフレクターを取り付けて調整すると1stチップディフレクターとの間隔、カッターヘッドとの間隔で騒音が小さくなるヌルポイントがあります。一番:減少するよう位置を調整すると

一番耳につく騒音周波数は約10dB減少し、トータルの騒音レベルでは85dB-->80dBと約5dB減少しました。
400Hz付近および高い成分は逆に増加しています。今後はこうしたピーク(定在波)を抑えるような方法を取れば更にトータル騒音を低減できるのではないかと思います。
*カッターヘッドは高速で回転していて極めて危険です。怪我をしないよう十分すぎる注意が必要です。
あのBill Pentzさんに相談したところ、メールにビデオファイルが添付されて届きました。自作ブロアの風騒音を減少させる実験のビデオですが、簡単な方法で相当効果があるようです。自動カンナの騒音(3)で挙げた自動洗車機の騒音対策と似ているような気がするのですが、これなら変な圧力ロスの心配もなさそうです。
インターネットで検索した結果、騒音を減少させる方法は幾つかあるようです。
1.発生してしまった騒音を吸収し減少させる。
吸音材、レゾネーターなどを使用する。ネットで公開されている実験データは閉じられた室内、管路などで行われていて今回のような半オープンな空間に効果があるのか? この方法は具体的には上部カバー、ダストポートなどを作れば実験は可能。上部パネルにパイプオルガンのようにパイプが並ぶのも面白いかも・・・(笑)
2.アクティブ消音
アクティブタイプのイヤーマフではマイクで騒音を拾い、位相反転した騒音波形をスピーカーから出して打ち消す商品があり、また屋外での大型建設機械での実験も行われている。DSPのプログラムが作れれば面白いかも・・・ 場所によって減音効果が変わってしまうのが難点?。
3.騒音が発生しにくい構造
この方法は自動洗車機で乾燥のための風騒音を減少させた実例があった。やみくもに実験するには比較的容易で思いがけない方法があるかも?


動作テストが終わり、組み立てたところです。DCギアモーターの形からベースもこのようになりました。下画像はクローズ側リミットスイッチの様子で左がシャッターが閉じてマイクロスイッチが押されている状態、右が開放された状態です。

そして左画像がオープン側マイクロスイッチの取り付けの様子です。
シャッターの中心角を90度より大きくしているのは、シャッターが閉じている状態で、シャッターが出入りする側のシャッターとベース板の重なりがあまり少なくなると空気漏れの恐れがあったからです。シャッター板の径を大きくすればその心配は少なくなります。
空調用のガラリはABS樹脂ですが、ベースの塩ビ板とは塩ビ用の接着剤で貼り付けています。
開・閉は予定通り約2秒ですすっと動作、100V系のルーターレース、ベルトサンダー、ワークベンチ作業の電動工具などの集塵用に使用します。
再度、歯車の図面を作っていただいたまなさんに感謝! しつつ長い間?続いた自動ブラストゲートシリーズも今回でおしまい。
MAR. 6 2010

パーツ加工が出来ました。
ベースは6tの塩ビ板、DCギアモーターは天窓の開閉リモコンに使っているもので12V 80rpmです。開閉動作ではシャッターが30歯動き、モーターの小歯車は10歯なので、
30÷((80×10)÷60) ≒ 2.3秒
で開閉が行われます。
ホースの接続はホームセンターにある空調の100Φガラりの一部でベースと接着します。、マイクロスイッチはオークションでヒンジ・バーの先端に小さなローラーがついたものを入手しました。
左画像はシャッターが閉じた状態です。シャッター板の厚さが1mmで周囲のスペーサーは同じく1mm厚のアクリル板を切り抜き、薄い両面テープでベースに貼り付け、もう一方の面にも両面テープを貼り付け白い紙ははがさずにおきます。これでシャッターが動く隙間を確保しています。動作確認が出来たら周囲をネジで固定します。

こちらの画像はシャッターが開いた状態です。ベースにあけた二箇所の四角い穴は、外側からマイクロスイッチのローラーを突き出し、シャッター板が押し上げて動作させます。オープン側のリミットスイッチはこれまでとは逆にクローズ状態ではシャッター板に押されていて、開ききるちょっと前にシャッター板が無くなって開放されます。
シャッターは手持ちの150mm幅の板で作ったのでギリギリで、開動作の際ギアが外に外れて噛み合わなくなってしまう恐れがあり1歯分増やし、中心を切り欠いてこの部分が閉じる動作の際にマイクロスイッチを押し上げるようにもなっています。半径があと20ミリぐらいあるともう少し余裕で作れたかな。
モーターの正・逆転切り替えのリレーはモーターと同じ12Vでジャンク箱から見つけたもの。
こちらはもうちょっとです。
実用的には何とかなりますが、釈然としないので深入り(笑)。自動カンナのカッターヘッド周りを横断面から見ると下図のようになっています。

左側がダストフードでここに集塵ホースを接続しています。カッターヘッドの回転は定格60Hzでは4500回転ですが50Hzで動作させているので3900回転程度?(まだ回転計でチェックしていません)。
実際の機械の構造は

でシールが貼られている上パネルを外すと


のようになっています。
上面パネルに1/4円のInfeed Chip Deflectorが取り付けられ、赤いプラスチックがOutfeed Chip Deflectorです。これとカッターヘッドとの距離で騒音が大きく変わってきます。上右の取り外した状態では集塵機本体の騒音、吸い込みの風音が加わるだけで自動カンナ本体からの騒音はほとんど変化ありません。
この距離を約10mmにセット。六角レンチの先端が刃先です。この状態でレベルは低いものの既に中帯域の風騒音が発生しています。マイク代わりにオンソクの安物騒音計のAカーブで、マイクの感度は固定して測定しています。

自動カンナ単体では

集塵機を動かすと

中帯域の騒音が10dB以上増加しスペクトラムも複雑に。
次に間隔を5mmにしました。

この場合集塵機なしでも中帯域の騒音は間隔10mmより増加し、成分が高い周波数にシフトしているようです。

集塵機を動作させると

やはりなしの場合より10dB以上増加し、櫛のようなスペクトラムですさまじい音になっています。
安物の測定器ですので当てになりませんが、材料の出口側より1m離れたところでの騒音値(dB)は
| 間隔 | 自動カンナ単体 | 集塵機動作時 |
| 10m/m | 72 | 85 |
| 5m/m | 74 | 98 |
カッターヘッドとデフレクターの隙間の風騒音が原因では無いかと思われ、集塵機が動作すると風速が増加し騒音も増大する現象?。又集塵ホースに耳をつけても中帯域の騒音は聞こえず、主としてこのカッターヘッド室、そしてダストポート内のようです。60Hzで動かしたらもっとうるさいかも。
| この状態を"そういうものだ"と受け入れ、「イヤーマフ」をつけて作業するするのが普通です。しかしバンドソーの改造、電磁ブレーキなどいろいろ経験してみると、自動カンナ=うるさい(切削時は別として)、ユニバーサルモーターでという理由だけでうるさいの???。残念ながら以前使用した際にはノーケアでした。 家電では真空掃除機のキーンと言う騒音をボディに迷路共鳴室を設ける事で減少させていますし、同じようにはつり機のすさまじい騒音も減少させています。社会問題となった高速交通のトンネルの衝撃騒音対策、車の排気音、室内のこもり音などいろいろな騒音、洗車機の風騒音対策、タッカー・ネイラーなど(病人や幼児にとっては重大なストレス)の低減など、仕事というだけで我慢せざるを得なかった騒音でも少しずつ対策が進んでいます。 木工機械も登場してからかなり時間もたっているわけですから、ちょっとは進化があってもいいような・・・・ |
出来るのかどうか分かりませんが、騒音レベルを10dB下げたいと思っています。ネットを調べまくって2つほど取っ掛かりがありましたが、流体力学はとんと分かりませんので何かアイデアがありましたら是非お願いします。ただしカッターヘッド室内は余裕がなく有穴ボードのような吸音材は無理そうです。また中澤式レゾネーターは風速があるこのような場所には向きませんし、閉じられた空間内に詰め込まないと効果が期待できないようでした。
MAR.5 2010
「あったらいいな」でも紹介しましたが、Ecogate社の電動・自動ブラストゲート($450ほどだった)は気になる?商品でした。アメリカの木工ストアで販売されていましたが現時点では量販店の商品から削除されているようです。

もともと小規模木工用のものではなく産業用が主力のようで、最近の環境意識の高まりとともに使用していない区画の空調、送風などを遮断し送風・冷暖房などのエネルギーを節約するために需要が増えたためでしょうか?
この画像ではシャッターは手動のブラストゲートと同じく閉じるだけですが、新タイプはダクト径の穴が開いたゲート開の状態でもロスが少ないタイプに変わっているようです。またシャッターの外周に歯をつけてシャッターを開・閉しているようでこのメリットはモーターのトルクが少なくて済むことです。
機械の動作を検出するセンサーとして電源ケーブルそのものに直接簡単に取り付けられるものがありました。小さな磁気コアを2個、電源ケーブルのそれぞれの電線の交流電流を検出、位相反転して合成しているような感じでしたが、実際にはどうしているのか興味があります。
電動ブラストゲートの締めくくりとしてこのタイプを製作することにしました。 ハードルは歯車の製作です。歯先のインボリュート曲線はCADで簡単に書けるようですが専用ソフトは高価で、ためしに試用版で印刷してみましたが機能制限で線が凸凹になってしまい使えそうにありませんでした。
久しぶりにまなさんのホームページを拝見したところ、木工旋盤のルーターレース化改造で歯車を製作されていて図面も掲載されています。あつかましいと思いつつご相談したところ早速この目的のための歯車の図面を書いたいただく事が出来ました。まなさんありがとうございました。

左が加工中の様子、ワークベンチのクランプに後ろから板を当てて固定して作業、図面を両面テープで貼り付けて、歯底円中心にあらかじめ穴明けし、ラフにノコで切り落としてからヤスリでせっせと削りました。手持ちの1t
A5052(アルミ合金)のサイズギリギリいっぱいで刃先直径は285mm、モーター側の歯車は5tスチロール板で同様に加工。
右が出来上がった歯車で、ギア比は10:93、小歯車には6Φのモーター軸に取り付けるためのパーツを取り付けています。赤い柄の小さな鋸はXACTO社のピラニアソーですが、25年ほど前に購入したものです。切れは悪くなっていますがこうした細かい加工には便利で、今は同様のものが別のメーカーから販売されています。
あ、書き忘れましたがこの円盤はBS-10Kに古い24TPIの細い木工用のブレードで切り取りました。キーキーうるさかったですがどうにか加工できました(ただしブレードスピードは4m/s程度の低速、普通木工の切断では15〜20m/sぐらい)。
MAR. 3 2010

上部のパネルを外すと中央にカッターヘッドがあり、手前に赤いプラスチックのOutfeed Chip Deflectorがあり、削りカスが材に落ちて材とアウトフィードローラーに挟まらないようにしています。これとカッターヘッドの間隔は1/8〜1/4"にするようマニュアルには書かれていますが、おおよそ1/8インチになっていました。試しにこの部分を全部取り外してみると集塵機を動作させても騒音は全く変わらない事がわかりました。という事は
集塵機の風でこのOutfeed Chip Deflectorと上部パネルの空間で共鳴し騒音が大きくなる
という事のようです。次にこの間隔を1/4"にしてみると少し騒音は減少しますが、もっと静かにならないものかと間隔を1/2"すると気にならないレベルまで減少しました。
この設定では集塵機に十分な能力がないと先に書いたように材の上にいっぱいダストが落ちたままで排出されるという事になるようです。試しに切削してみるとダストは無いのでどうにかセーフのようでした。
実用上は問題なさそうですがちょっとばかりシャクな感じも残るので、オーディオの世界で注目されているティーバックや和紙等を使った何とか式レゾネーターは試してみたいと思っています。
FEB. 2010
バンドソーBS-10Kではそれ用のスタビライザーは市販されていないので、細い溝を切ったステンレス・リングを特注しベアリングにはめ込んでスタビライザを製作しました。新バンドソー用には費用的にカーターのスタビライザーと変わらないのでこちらをオーダー、以前KNOTTYさんが紹介されてましたね。
Carter Products社にメールで連絡を取り、種類が多いのでこの機種JET JWBS-18Xで間違いなく使用できるタイプを確認、それと1/8"幅、137"長のブレードはW.C、RK、HT、LV等のお馴染みの量販店では扱っていないのでそれも含めてカーター社に見積もりを取ったところ、送料が$120余り、それと支払いは銀行送金だけしか受けないという事でした。国際送金小切手は発行費用2000円以上で郵送に時間がかかる、電信送金では4000円。両方あわせると馬鹿馬鹿しくてメーカーにオーダーするのは止めました。
ネット検索をすると Peachtree Woodworking Supply Inc.があり、ここはアメリカのAMAZONに出店しているので大丈夫そうです。
Olsonのブレードも扱っていますが、ぴったりの137"長のブレードは無く、デルタ用136"長です。実際にセッティングしてアッパーホイールの高さが約1/2インチ違いますがブレード・テンションに気をつければ使用可能です(1/4"のブレードも同じ条件で既に使用している)。

左がJET-1というタイプ、、右は取り外したアッパー・ベアリング・ガイド・ブロックです。幅広プレード用にベアリンクが二段重ねられていて、極細ブレードではブレードの刃のアサリがベアリングに当たらないようセットするのは難しいのでスタビライザーの出番です。
実際に取り付けてみると

左は正面、右は右側面から見た画像です。
ちょっとしたトラブル。マニュアルにはブロックを固定するのは、もともと使用していたネジを利用して・・・と書かれていました。これは1/4" 20TPIでスタビライザーには一回転もねじ込めない。ネジ山を見るともっとピッチが細かいのです。試しに6Φのミリネジにしたところススッと入りました。しかしスタビライザーを取り付ける黒いバーの上部はぐらぐらしないようコの字型にスリットが切られていて、上側からとめるネジはここに入るようの先端が細く加工されています。「何でいちいちこんなに面倒な!」と思いつつ6*15ミリの留めネジの先端を金工旋盤で加工。
ベアリング・ブロックと比較すると非常にすっきりして視認性が良く極細ブレードでの曲線切りがやりやすくなりました。
注)量販店は普通オーダーして翌日には連絡が来ますが、ここはそろそろ問い合わせをと思った10日経ってから。また発送はUSPSのPriority
Mailで、大量契約をしている量販店のUPS等より送料は割高(1.5倍ぐらい?)。
FEB. 2010

ステーショナリー・タイプで当時一番安かったのと、前後に2本ずつしっかりとしたガイド・ローラーが装備されているのが選択の理由。定格で使うとモーターは1-1/2HPを、単相200V結線にして使用。モルダーにもなりますが、大量製作するわけではなく使っていません。
右側にリニア・スケールを取り付けています。しかしこのリニア・スケールの電源をオンする度に数値をブリセットしなければならず、また同じ切削高さセッティングでも一回だけ切削するのと、二回切削するのとで微妙に厚さが変わってしまうので、実用性があるとは言いにくい感じです。
で、切削していてある時点でデジタルノギスで測って、デジタル・スケールをゼロにリセットして、あとどれぐらい削るかという時に使用する程度です。
ナイフ・マークがちょっと気になったのでガイド・ローラーを確認・調整してみました。
下の画像はマニュアルに載っていた調整用のゲージ・ブロックです。

はじめに上の高さ3"のブロックを差し込んでカッター・ヘッドの刃先ギリギリに刃高をセットします。次に高さ2-7/8"のブロックがギリギリ通る高さに前・後のガイド・ローラーの高さを左右で調整します。これは筐体上面四つの黒いネジで調整、これを数回繰り返しました。その結果は木の色がわずかに変わりますが指で触れてほとんど凸凹が感じられないようになりました。
ダストポートに先に製作した自動ブラストゲートが見えています。
動作騒音については単体では以前使用していたデルタのユニバーサル・モータータイプよりかなり静かです。
ところがブラストゲートを開き集塵機が動作するとかなりの騒音(周波数にして400〜500Hz程度が中心)です。
一部はチェーンで駆動されているのでその音がプラスチック製のホースを透過して出てしまっているのはないかと想像して、防音用の薄い鉛帯をホースに巻きつけてみましたがほとんど効果はありませんでした。
JETのWEBサイトを検索してみると、集塵機を動作させると騒音が増加するという記述がありました。どうも集塵の風によって、集塵フード、ホースで共鳴しているのではないか?
対策は集塵フードの直後に消音器、あるいは騒音の中心周波数のレゾネーターを取り付けるなどが考えられますがちょっと面倒でそのままです(笑)。
FEB. 2010

自動カンナ用に以前作成した物を作り直しました。DCギアモーターは秋葉原 鈴商から購入したツカサ電工製のジャンク。
http://www.suzushoweb.com/
送りねじはピッチが25ミリある多条ねじで、新品では3000円以上するようですが、以前オークションでおまけでもらったものです。
直動のガイドはコンクリート型枠のスペーサー150ミリ長で、片方のインチネジは
そのまま利用し、他方は寸法に切り落としてダイスでネジを切りました。キャリッジは5ミリ厚のスチロール板を2枚重ねたものです。

回路は電動ブラストゲート 回路図(1)で、24V動作。
モーターとリレーは左画像のようにABSの防水ボックスに入れました。
軸アダプターは旋盤で簡単に作ったもの、リミットスイッチはマイクロスイッチに押しボタンをつけたタイプで、画像の白、赤のボタンのパーツです。これらのボタンはキャリッジに取り付けたスペーサーの長さで停止位置を調整できます。
アルミのブラストゲートには5ミリ厚のジュラルミンアングルで固定しました。

このリニアガイドもどきのタイプの開・閉は約2秒、構造的には最もしっかりしているようです。
下はそれぞれバンドソー、ジョインター、スーパーソーのダストポートに取り付けた以前作成したブラストゲートです。これらはPICを使用したコントローラーでモーターの過電流保護、機械の電源スイッチを切ってから数秒後にシャッターを閉めるディレー機能がついたものです。使用モータはコパル製のDCギアモーターです。

これでブラストゲートの自動化/電動化は残すところあと1つになりました。
FEB. 2010
今回は計3個のブラストゲートを作ります。何か面白いパーツはないかと探すとどこでも手に入る模型パーツがありました
左はタミヤ模型のウォーム・ギア・ボックスHEです。ギアの組み合わせで4種類のギア比があり、特に554.1:1(18rpm)、1428:1(7rpm)ではクラッチ付ギアを使用するので、先のモーター焼損対策が出来、その際のトルクも約2.3Kg/cmと結構強力です。
右は同社のラダーチェーン、ラダーのチェーン・パーツを全て繋げると90センチあまりになります。これをパーツとして実際に使用された方のお話では、プラスチックのチェーンはそこそこの強度があるという事ですのでブラストゲートの開閉にも使えそうだと見当をつけました。
制御は同じ回路がベースですが、問題はモーターの電圧です。3Vのリレー、(DCアダプター)はあまり一般的ではなく5Vのほうが種類も多く入手も容易です。そこで回路を若干手直ししました。
下の回路図で、D1、D2、D3は100V1Aのシリコンダイオードが追加パーツですが、1個あたりの順方向電圧降下が約0.6Vで計約1.8Vになります。これで電源電圧は5Vですがモーターにかかる電圧は5V-1.8V=3.2Vとなり、模型用のモーターが使用できるようになります。(私の場合木工旋盤は200VですのでDC電源アダプター、リレーRL1は200Vです)
実際に出来上がったものは木工旋盤に取り付けました。旋盤のバック、下面に張っているのは青い建築養生のウレタンシートでこれだけでかなりダストの飛散が防げます。また集塵の黒いフードはホームセンターにあった花の樽型プランターです(笑)

ブラストゲートは黒いプラスチック製のものですが、最初に取り付けたものは引っ掛かりが大きくてこのモーターでは止まってしまい、同じものの別の個体に付け替えました。

上はコンパネ板に取り付けたメカ部分の画像です。左はブラストゲートが閉じた状態、右が開いた状態です。ゲートのシャッターを中心部で引っ張るためラダーチェーンは2本にし、アルミ板のキャリッジに穴を開けて、シャッターに取り付けたリンク棒を差し込み半フリー状態です。リミットスイッチはキャリッジの側面で動作するようにしました。

シャッターを下から見た様子。シャッターのツバは動きの邪魔になるので画像のようにギリギリ切り落としました。
ギア比554.1:1で開・閉時間は約2秒。第一作のギアモーターより電気が切れてからのモーターの空転時間は若干長いようなので、リミットスイッチの位置を調整しました。リミットスイッチが動作していない状態でラダーチェーンの回転が強制的に止まってしまっても、ギアのクラッチ機能(というよりトルク・りミター)が働きカチカチと空転します。
機械的には決してしっかりしていませんが今のところチェーンが切れる事もなく動作しています。もし切れてしまってもまだチェーンのパーツは1/3残っていますので修理は簡単です。
FEB. 2010
正月よりこちら(シェーカー風チェア、続・電動ブラストゲート(1))
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